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【小説】滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」

2008/05/17(Sat) 小説感想・紹介
「バッカーノ!1931 鈍行編」が届かないので、手持ちの未読本を読みました。
ずーーーっと前に買ったヤツ。



ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
(2004/06)
滝本 竜彦

商品詳細を見る

「ごめんなさい。やっぱり私はあいつと戦います」平凡な高校生・山本陽介の前に現れたセーラー服の美少女・雪崎絵理。彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の男。何のために戦っているのかわからない。が、とにかく奴を倒さなければ世界に希望はない。目的のない青春の日々を“チェーンソー男”との戦いに消費していく陽介と絵理。日常と非日常の狭間の中、次第に距離が近づきつつあった二人に迫る、別れ、そして最終決戦。次世代文学の旗手・滝本竜彦のデビュー作、待望の文庫化。



映画化されたやつです。予告↓



来月にはDVDも出るらしい。市原隼人くん、ちょっと好き。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
(2008/06/13)
市原隼人、関めぐみ 他

商品詳細を見る



非常にライトノベルに程近い内容と文体ですが、そうではないらしい。
ライトノベルの定義ってなんだ?
中高生をターゲットとした小説、ということであればこの作品もあてはまる。(文章的にもライトだしね)
というか、中高生に読ませたいな、と私が勝手に思っただけ。
大人が読むより断然面白く読んでくれると思う。
私は常に心は中2設定なので楽しく読めましたけどw
本作は、高校生の少年(山本くん)と少女(絵理ちゃん)が謎のチェーンソー男と夜な夜な戦う(実際に戦うのは絵理ちゃんだけだけれど)、という不可解な設定。

チェーンソー男との戦いは単調で、物語自体好転も暗転もしないで進んでいく。
絵理ちゃんと過ごす非現実的な時間と、イチ高校生としての日常とが温度差なく描かれる文章。
ちょっとしたラブストーリーでもあるわけだけれど、その辺の心の機微は詳しく描かれない。

「目に見えない何か」に日々戦いを挑んでいるような青春の一時を、「チェーンソー男との戦い」という具体的(?)なものに置き換えて語っているようでもある。

漠然とした「何か」(それは「諸行無常」に通ずる「何か」)と戦う(まともに向き合う)には、人の心は弱くできてる。
だから別なところに戦う相手(いわゆる「目標」とか「生きがい」ってやつ。)を常に探して生きていかずにはいられない。
家族の死に直面した絵理ちゃんが見出した生きがいは「チェーンソー男を倒す」ことだし、友人を亡くして無為な生に飽いた山本くんは「絵理ちゃんと一緒にチェーンソー男と戦う」ことによって生かされている。

つまるところ、「チェーンソー男」は、家族を一度に失った少女、絵理ちゃんが無意識に生み出したポルターガイスト的な超常現象で、友人を亡くしたことに自分でも気付かないうちに死への憧れ(?)を抱く山本くんの深層心理が絵理ちゃんの心とシンクロしたために山本くんにも「チェーンソー男」が見える。
でも実は2人にしか見えない存在、という解釈でいいのかな。
でもこの小説において、そんな解釈はどうでもいいことで、そんなことは措いといて楽しめばいいんじゃないかな。

余談。
途中、山本くんの大人や社会に正面から反抗するでもなく斜に構えたカンジ、物言いが、「ライ麦畑」のホールデン・コールフィールドくんを彷彿とさせました。
あそこまで批判的ではないけど、やたら言い訳くさいところがね。

面白かったけど、映画として観たいとまでは思わないかな。
アニメにした方が面白そうな気がする。

この作者さんでアニメ化された「NHKへようこそ」。
どんな話か全く分かんないけど、はなさんが面白かったって言ってたので今度読んでみよう。
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